E-KONに出会って変わった移動時間
Mario/フォトグラファー/東京都渋谷区在住
東京都在住のフォトグラファーMarioさんは、都内の移動の際にはE-KONが欠かせないという。
オリジナル仕様にカスタムして楽しむ、MarioさんのE-KONの楽しみ方について聞いた。
国内で電動キックボードに乗りたかった
数年前、ヨーロッパに行った際に、電動キックボードに乗って颯爽と街を移動している人たちの姿を見たんです。
実は、その少し前に、アメリカやヨーロッパで電動キックボードが流行っているのを知っていて、興味を持っていました。
そんな時に、現地で電動キックボードで走る様子を実際に目にして、「欲しい」という思いが大きくなっていきました。
帰国後に早速、国内で乗れる電動キックボードを探してみたら、日本でも開発されているのを知りました。
ただ、その頃、日本ではまだ公道で走れる電動キックボードがなくて、公道を走れるものが今後リリースされるという段階。
いろいろ見比べながら、どれにしようかと悩んでいましたね。
E-KONとの出会い
どれにしようかと悩んでいた理由のひとつに、国内の電動キックボードの「見た目」がありました。
移動手段としての機能性はもちろんですが、見た目がスタイリッシュなものを選びたかったんです。だけど、いまひとつピンとくるものがなくて。
そうこうしていた時に、クラウドファンディング「Makuake」で、E-KONを知りました。
これまで見てきたなかで一番スタイリッシュで、機能性も申し分ない。何より、公道が走れるタイプ。
だけど、これまで見てきた電動キックボードに比べると、値段が安かったんです。
もちろん、安いことはうれしい。だけど、「こんなに安くて安全性や乗り心地は大丈夫なのか」という不安がありました。
これは乗ってみないと分からないなと思って、「試乗はできますか?」と問い合わせたら、「もちろん良いですよ」と言っていただいて。すぐに試乗をさせてもらえることになりました。
後日、わくわくしながら試乗してみると、乗り心地も良いし安全面も考慮されてるしで、もうこれは買うしかないなと。
説明が丁寧だったのも良かった。車体の仕組みだけでなく、購入後のアフターサービスや、公道を走るために申請しなければならない書類についてなども親切に教えてもらえました。
話を聞いて、「国内で公道を走れる電動キックボードを、安価で提供したい」という開発サイドの熱意も感じましたね。
もちろん、その場で即、購入を決めました。
電動キックボードE-KONのある暮らし
待ちに待った電動キックボードが届いてからは、もうどこに行くにもE-KONに乗って出かけてます(笑)E-KONは、とにかく乗りやすい。
自粛期間中は、電車に乗らずに移動できたのは良かったですね。夜中、ひとりでドライブしながら、開放感を味わっていたのも良い思い出です。
今思えば、新型コロナウイルスでしんどい時でもありましたが、E-KONがあったおかげで、楽しむ余裕ができたんじゃないかなって。
フォトグラファーをしていることもあって、移動の際には機材も一緒に運びますが、コンパクトな撮影の際にはリュックひとつでE-KONで移動します。
原付扱いなので、駐車場を探さなくてもすぐにバイク駐輪場に停められるのも助かっています。
あと、車と違って、駐車場代がそれほどかからないのはうれしい誤算でした。
車で移動する時でも、折りたたんで載せておけば、ちょっとした移動の際は車を動かさなくても良いのも電動キックボードならではです。
カスタムして楽しめるのがE-KON
実は、僕、E-KON2台持ちなんですよ。
最初に買ったのは、初期型の「E-KON grande」。
小回りがきくし、移動はこれで十分でした。ただ、拠点としている渋谷区は坂が多くて。仕事で移動の際は機材を背負っていることもあり、もう少しパワーが欲しかった。
そこで、「E-KON grande PLUS」が発売されると知って、またしても即買いしました。品質の良さは十分に分かっていたので。
今は、仕事でもプライベートでもPLUSをメインに乗っていますが、PLUSは本当に快適ですね。モーター出力500Wで、坂道でも一定の速度を保って走れるし、坂道発進も問題ない。
都内を移動する際の相棒です。
最初に買ったgrandeは、友人に譲ろうかとも考えたんですが、初めて乗った電動キックボードでもあるので、愛着があって、手放せませんでした。
コレクションとして手元に置いて、大切に保存しています。
あと、僕のE-KONの楽しみ方は、走るだけじゃないんです。自転車やオートバイ用に開発されているパーツを使って、自分用に改良しています。
例えば、グリップ。仕事の移動の際は、比較的長距離を走ることになるため、できるだけ手や腕への負担を減らしたかった。
そこで、「ノグチ(NOGUCHI)」という会社の グリップ( [NGS-005] ハーフ95mm×ハーフ95mm 左右セット Pro-C1960 EP1 ブラック)を購入して取り付けました。
ほかにも、ナビ代わりにスマートフォンを使うので、スマートフォンフォルダーを付けたり、ペットボトル用のケージホルダーも付けました。このケージホルダーは、ちょっとした停車時にヘルメットをかけることもできるので重宝しています。
E-KONは、身軽に移動できるからこそのシンプルな見た目が魅力。無駄を削ぎ落としているからこそ、必要なものを自分で考えて加えていくことができると思います。
E-KONには、自分で改良を重ねていく楽しさがありますね。
最初は「電動キックボードってカッコイイな」くらいで購入を検討してましたが、E-KONに出会って、その乗り心地に驚きました。今ではなくてはならない存在です。
ただ、E-KONは便利すぎて、逆に歩かなくなっちゃって。人間ダメにする乗り物ですよ(笑)
もし購入を迷っている人がいたら、一度乗ってみるのをおすすめします。
移動が本当に楽しくなる。
今は人との距離をとらなきゃいけない時期だけど、この時期が終わったら、E-KONでツーリングをしたいなと思ってます。
MarioさんのLIFE with E-KON
必要書類はオリジナルカスタムで装備
E-KONの走行時には、自賠責保険証を携行する必要がある。小さなものなので常に携帯してカバンに忍ばせておくこともできるが、MarioさんはオリジナルカスタムでE-KONに装備している。もともとはキーケースとして販売されていたケースに強力なマグネットを付けて、E-KONの後輪部分に装着した。走行中に落とさないように、ベルトでさらに補強している。
キーケース/アメリカのMaster Lock社製、大容量マグネット付きキーケース マスターロック 207D (並行輸入品)
長距離での移動でも手が疲れないよう、グリップを新たにカスタム。走行も問題ないという。グリップ/ノグチ(NOGUCHI) グリップ[NGS-005]ハーフ95mm×ハーフ95mm 左右セット Pro-C1960 EP1 ブラック
バイクにも装着できるスマートフォンホルダー(Symbol)。クランプアダプターには、ナンカイ(NANKAI))社のマルチホルダー「KANIシリーズ」クランプアダプターPB04を使用。
自転車に装着できるホルダーは、飲み物はもちろん、停車時にはヘルメットをかけられるので便利。例えばコンビニ袋をかけても、バランスを崩すことなく走行できる。ホルダー/バイクガイ(Bikeguy)「どこでもケージホルダー ペットケージ付き」